
生地について|特上総理
総理(そうり)という生地は、手ぬぐいやタオル等でよく使われる太めの糸(20番手)を使用しています。比較的目が粗く、布巾のような少しザラッとした感じ厚みがあります。
ざっくりとした太めの糸で織られているので使っているうちにフカフカになってきます。この「総理」の120%以上の密度で織られているのが「特上総理です」。更に格別な柔らかさに仕上がっています。
総理って不思議な名前だなと思われるかも知れませんが、その由来は、関西に総理晒(そうりさらし)という名前で手ぬぐい生地を販売していた商社があり、この商社が時代の流れに乗って大量に販売をしたことから、20番手で織られた手ぬぐいを「総理」と呼ぶようになったという説があります。「文」の由来は不明です。
昔ながらのシャトル織機を用い、非常に低速で織りあげていますので、糸に負担がかからず、凹凸のある柔らかい風合いをお楽しみいただける生地です。
シャトル織機とは
https://kadono-sarashi-some.stores.jp/news/6264cd92be482f43574efc9f